お知らせ
学生向け研修会「谷口仁史さんの経験に学ぶ、こどもたちの支援」を開催しました
2017.01.27
2017年1月21日(土)に沖縄大学の3号館101教室で、学生向けの研修会「谷口仁史さんの経験に学ぶ、こどもたちの支援」を開催しました。
本村真子どもの居場所学生ボランティアセンターセンター長より、開会の挨拶が行われました。
谷口さんは、大学在学中からボランティアで不登校、ニート等の状態にある子ども・若者への訪問支援に取り組んできた方です。現在、NPOスチューデント・サポート・フェイス代表理事を務め、佐賀県を活動の拠点にしつつも、講演等で全国各地を飛び回っています。
谷口さんが、NPOスチューデント・サポート・フェイスを立ち上げることになった経緯やその中での困難などをまず語ってもらいました。
その後は学生からの質疑応答の時間となりましたが、話題は「年齢も様々な子ども達へどう接してよいか戸惑うこともある」「現在流行っている遊びも分からず距離を置いてしまう」など学生の悩みにも及びました。谷口さんは、「しんどい子どもたちの共通点として、どうせ自分のことなんて分かってくれないという想いがあり、心を閉じてしまった子どもの価値観のレベルを合わせ、その子が何に興味を持っているかを知ろうとする過程で、この人だったら分かってくれるかもと感じることができれば心を開いてもらえる。共感や価値観を合わせる際に年齢の近さは、学生の強みだよ。」と助言を述べ、その言葉に、学生の表情が明るくなったのが印象的でした。